マットレスの配送方法4選 | 配送前にチェックしたいポイントも解説

引っ越しや買い替えのタイミングで、マットレスの配送に悩んでいませんか。
マットレスはベッドの大きさに比例するほか、重たく柔らかい素材のため扱いにくいのが特徴です。普通に運ぶだけでも、一苦労するアイテムといえます。配送手段は宅配便や引っ越し業者の利用が一般的ですが、費用や手間の面で不安が残るケースは少なくありません。
この記事では、マットレス配送の4つの方法と失敗しないためのチェックポイントを詳しく解説します。具体的な料金相場や梱包のコツを知りたい方、最適な配送方法を選びたい方はぜひ参考にしてください。
マットレスの配送方法4選
方法 | 特徴 | 費用目安 | おすすめシーン |
宅配便 | ・手軽に利用できる ・荷物受け取りが必要 |
3,000~8,000円 | 単身引っ越し・小サイズの荷物 |
引っ越し業者 | ・安心感がある ・他の荷物とまとめて搬出可能 |
8,000~15,000円 | 大型マットレス・家具の同時配送 |
自分で配送 | ・費用が最小限 ・労力が必要 |
ガソリン代やレンタカー代 | 車を所有していて短距離異動で済む |
配送マッチングサービス | ・コストが安い ・即日でも依頼可能 |
2,500円~ | 急いで配送したいとき・特殊形状に対応して欲しいとき |
ここでは、マットレスの主な配送方法について詳しく解説します。
宅配便
圧縮梱包されたマットレスであれば、宅配サービスの利用がおすすめです。
圧縮梱包とは、マットレスをロール状に巻いて段ボール箱へ収める方法です。配送業者が指定するサイズ内であれば、全国どこでも届けてもらえます。納期は2〜3日程度と短く、時間指定も可能な点が魅力です。費用は、3,000~8,000円が目安になるでしょう。
一方、非圧縮の大型マットレスは宅配便の規定サイズを超える場合が多く、通常の宅配サービスでは受け付けてもらえません。この場合、宅配業者が提供する大型配送便を利用する必要があります。
ただし、非圧縮タイプは再配達が有料になるケースや、日時指定ができない場合もあるため注意しなければいけません。
また、配送前にはマットレスのサイズや折りたたみの可否を必ず確認し、搬入経路や梱包方法も事前に検討しておく必要があります。
引っ越し業者
引越し業者へマットレスの配送を依頼するメリットは、梱包から運搬までをプロが一貫して対応してくれる点です。特に大型や重量のあるマットレスは個人で運ぶには負担が大きいため、専門業者の利用が適しています。
引越し業者の多くは、家具1点のみを配送してくれるプランや小口配送サービスを用意しており、マットレス1枚だけの依頼も可能です。費用は8,000〜15,000円ほどが一般的で、距離やマットレスのサイズによって変動します。
また、引越しと同時に依頼する場合は他の家具とまとめて搬送できるため、コストパフォーマンスが高くなるでしょう。
自分で配送
自分でマットレスを配送する方法は、コストを抑えたい方や短距離の移動に向いています。
まずはサイズを正確に測り、所有している車やレンタカーに積載可能か確認します。シングルサイズであればワゴン車やミニバンで運べますが、セミダブル以上は積載が困難です。そのため、ハイエースなどの大型車両をレンタカーで用意するとよいでしょう。
なお、費用はレンタカー代や梱包材費を含め、合計で9,000〜34,000円ほどが目安です。
また、梱包には大型ラップやビニールシート、エアパッキンを使い、全体をしっかり覆って汚れや破損を防ぎましょう。圧縮袋を活用すれば体積を減らせるため、積載しやすくなります。
配送マッチングサービス
配送マッチングサービスとは、配送したい荷物と運送可能な業者をWebやアプリで直接つなぐサービスです。
従来のように、複数の業者へ個別に見積もりを取る手間がなく、条件を入力するだけで最適な配送業者が見つかります。急ぎの案件や特殊なサイズのマットレスにも柔軟に対応できる点が魅力です。中間マージンが削減されやすいため、料金の透明性や効率性が高まる傾向があります。
また、サービスによってはスマホアプリから簡単に依頼でき、リアルタイムで進捗状況を確認できるため、忙しい方に最適です。料金は車両サイズや距離によって変動しますが、一般的な宅配便や引越し業者と比較して割安になるケースが多いです。
配送マッチングサービスを活用すれば、マットレスの配送がより手軽でスピーディーに実現するでしょう。
マットレスを配送する際にチェックしておくべきポイント
マットレスを配送するときは、以下6つのポイントに注意しておきましょう。
- マットレスのサイズ
- 搬入ルート
- 日時指定が可能かどうか
- 配送費用
- 梱包方法
- マットレスの使用期間
これらを見落とすと、思わぬ追加費用やトラブルにつながる可能性があります。配送方法を選ぶ際はマットレスの状態や搬入先の状況、費用やスケジュールまで細かくチェックしてください。ここでは、マットレスの配送で失敗しないためにチェックしておくべきポイントを解説します。
マットレスのサイズ
マットレスを配送する際は、サイズを正確に把握する必要があります。縦・横・厚みの3辺をメジャーで計測し、配送業者やサービスの規定サイズと照合しましょう。
配送方法や料金は、サイズによって異なります。特に厚みが30cm以上のものや、クイーン・キングサイズは宅配便で受け付けられないケースが多いため、事前に確認してください。
なお、サイズを誤って申告すると再見積もりや再配送となり、余計な費用や時間がかかる場合があるため注意が必要です。
搬入ルート
マットレスの配送で見落としがちなのが、搬入ルートの確認です。事前に以下のポイントを確認・計測しておけば、トラブルを防げます。
- 搬入先の玄関
- 廊下
- 階段
- エレベーターの幅や高さ
マンションやアパートの高層階では、エレベーターにマットレスが収まるかどうかが分かれ目です。エレベーターの扉幅や奥行き、天井高を確認し、斜めにしても入るかシミュレーションしましょう。
戸建ての場合も、玄関から部屋までの廊下の幅や階段の踊り場の広さが十分かを事前に確認しましょう。階段搬入が必要な場合は、壁や手すりにマットレスが引っかからないよう、養生材やカバーの準備が有効です。
三つ折りやロール状にできるマットレスなら、搬入経路が狭い住宅でも通しやすくなります。しかし、スプリング入りなどの大型タイプは分解や折りたたみができないため、事前確認を慎重に行わなければいけません。
万が一、搬入が困難な場合は、窓からの吊り上げ作業や専門業者への依頼も視野に入れておくと安心です。事前のルートチェックを徹底すれば、配送当日の無駄な手間や追加費用を回避できます。
日時指定が可能かどうか
マットレスの配送をスムーズに進めるには、希望日時に届けてもらえるかの確認が欠かせません。
宅配便では、午前・午後といった大まかな時間帯指定が一般的ですが、細かい時間指定や夜間配送に対応していない場合もあります。
特に大型マットレスや特殊配送便を利用する場合は、配送日が限定されていたり繁忙期には希望日に予約が取れなかったりする可能性が考えられます。したがって、早めに計画を立てなければいけません。
引越し業者の場合は、引越し作業と同時にマットレス配送を依頼できるため、スケジュール調整がしやすい傾向です。しかし、単独依頼では日時指定が制限される場合があります。
一方、配送マッチングサービスでは、アプリやWeb上でリアルタイムに依頼ができ、細かい時間指定や即日配送に対応することが可能です。
配送費用
マットレスの配送費用は、以下の要素によって決まります。
- サービス
- 距離
- サイズ
- 梱包の有無
一般的な宅配便を利用する場合、圧縮梱包されたシングルサイズなら3,000〜8,000円ほどが目安です。ダブルサイズ以上や圧縮できないタイプでは、家財宅急便などの大型配送サービスが必要となるため、6,000〜15,000円以上になる場合があります。
引越し業者への依頼は、他の家具とまとめて運ぶ場合に割安になるケースが多いですが、単品配送では割高になる傾向があります。
自分で配送する場合は、レンタカー代やガソリン代、高速料金などの合算です。短距離なら5,000円以上、長距離では20,000円を超えるケースは珍しくありません。
配送マッチングサービスは距離や車両サイズによる料金設定が多く、事前見積もりを活用すれば予算管理がしやすくなります。
▶配達アプリ「ララムーブ」の料金表
マットレスを配送する際は費用を正しく把握し、複数のサービスを比較しましょう。無駄な出費を防げるだけでなく、納得のいく配送方法を選択できます。
梱包方法
マットレスを安全に配送するためには、適切な梱包が欠かせません。まずは、以下の梱包資材を用意します。
- 防水シート
- 大型ビニール袋
- 緩衝材(プチプチ)
- 固定用のテープ
- 紐
圧縮可能なウレタンやファイバー素材のマットレスは、専用の圧縮袋と掃除機で空気を抜き、体積を大幅に減らしてから段ボールに収めると、搬送や搬入が容易です。
スプリング入りや高反発タイプは圧縮や折りたたみができないため、全体をしっかりと防水カバーで覆い、角や縁を緩衝材で保護する必要があります。外装の破れや隙間からの水濡れを防ぐため、梱包後はテープで密閉し、持ち手部分も補強しましょう。
引越し業者や一部の配送サービスでは、プロ仕様の梱包資材や養生材を使ってくれるため、依頼時に内容を確認しておくと安心です。
自分で梱包する場合は、ホームセンターやネット通販で専用資材を揃え、事前に梱包方法をシミュレーションしておくと、当日の作業がスムーズに進みます。
マットレスの使用期間
マットレスの配送を検討する際は、使用期間に注目しましょう。マットレスの寿命は5〜10年ほどといわれており、長期にわたって使用したものは内部のへたりや衛生面での劣化が進みます。
配送費用や梱包の手間を考慮すると、古いマットレスを無理に運ぶよりも、現地で新調したほうが総合的なコストパフォーマンスが高くなるケースは少なくありません。特にカビやダニの発生、臭いの付着が気になる場合は、専門のクリーニングサービスを利用するか、思い切って廃棄や買い替えを検討するのが賢明です。
処分費用は地域によって異なりますが、3,000〜5,000円ほどが目安です。
マットレスの配送ならLalamove (ララムーブ)におまかせ!
マットレスの配送は、24時間年中無休のインスタント配達アプリ『Lalamove (ララムーブ)』がおすすめです。車両1台に対する一律料金で無駄な費用がかからないほか、スマホアプリで簡単に依頼、急なニーズでも対応が可能です。
他の配送方法と比較しても多くのメリットがあるため、マットレスを配送したい方は検討してみましょう。
車両1台に対する一律料金で無駄な費用がかからない
Lalamove (ララムーブ)は、車両1台分を一律料金で利用できます。
荷物の個数や種類に関係なく、車両に収まる範囲であれば追加料金なしでの配送が可能です。例えば、以下の車両タイプであれば、距離制で2,270円~、時間制(2時間/25km)であれば5,520円~依頼できます。
これにより、マットレス以外の家具や家電も一緒に運ぶ場合も、無駄な費用がかかりません。従来の宅配サービスのように、荷物ごとに細かく料金が加算される心配がない点が魅力です。
スマホアプリで簡単に依頼可能
Lalamove (ララムーブ)は、スマホアプリから手軽に配送依頼ができる点が強みです。アカウント登録は電話番号とメアド、パスワードのみで完了し、集荷先と配達先、荷物の内容を入力するだけで依頼が完了します。
また、配達の進捗状況やドライバーの位置情報もアプリ上でリアルタイムに確認できるため、初めての方でも安心して利用できます。
急なニーズでも対応可能
Lalamove (ララムーブ)の魅力は、急なニーズにも対応してくれる点です。
スマホアプリから依頼すると、近くのドライバーと瞬時にマッチングされ、最短でその日のうちに集荷・配達が可能です。引越しや模様替えなど、急にマットレスを運ぶ必要が生じた場合でも、電話やメールでの煩雑なやり取りをせずに、簡単かつスピーディーに手配できます。
また、ドライバーは経験豊富なプロが多く、荷物の取り扱いにも安心感があります。急な予定変更や突発的な配送にも柔軟に対応できるため、忙しい現代人の強い味方といえるでしょう。