梱包方法を完全解説!基本のやり方から壊れやすい物の包み方まで
梱包は、売買した品物を送る際に欠かせない重要なステップ。買い手の信頼を獲得するために丁寧に行いたい工程です。
本記事では、基本のやり方から壊れやすい物の包み方まで、あなたの商品を安全に届けるためのポイントを紹介します。花やガラス製品など壊れやすいアイテムも安心して発送できる方法を学び、オンライン販売での成功を目指しましょう!
梱包の重要性
梱包は、物を良好な状態で届け、買い手の満足度を高めるために重要な作業です。大きく2つの理由にわけて解説します。
① 配送中の破損を防ぐ
配送中の破損は、一番起きてほしくないことですよね。適切な梱包材を使って丁寧に梱包することは、配送中に荷物が破損するリスクを最小限に抑えるために不可欠です。
② 丁寧な梱包で信頼を獲得する
丁寧に梱包された商品を見ると、出品者の真剣さやプロフェッショナリズムが伺え、信頼の獲得に繋がります。結果、再度の購入に繋げることができます。
梱包に必要な資材
箱
荷物を入れるための箱です。例として、上記のようなものがあります。
荷物よりも大きめの箱を準備しましょう。ピッタリの箱だと、衝撃を和らげるための緩衝材が十分に入らず破損に繋がってしまいます。
梱包テープ
段ボール箱をしっかりと閉じるためのテープ。ガムテープには、いくつか種類があり、以下を参考に選んでみてください。
- クラフトテープ:紙素材なので、手で簡単に切れて使いやすいのが特徴です。強度が強くないため、軽い荷物を包む際におすすめです。
- ビニールテープ:クラフトテープよりも伸縮性や耐久性があるため、上記で不安な方は使ってみましょう。
- 布テープ:強度があり、頑丈に閉じたい方におすすめです。質が良いため、少し値段は高いです。
緩衝材
荷物を保護するための材料です。エアーパッキン(プチプチ)や、柔らかい紙素材のボーカスペーパーと一緒に詰めることで、破損を防ぐことができます。
これらの代用として、新聞も使用できます。
梱包方法と気を付けるポイント
①荷物を入れる
大きさに余裕のある箱の中に入れます。もし物が複数ある場合は、重いものを下、軽いものを上に入れると破損を防ぐことができます。
②緩衝材で隙間を埋める
隙間を埋めるように、緩衝材を詰めていきましょう。荷物同士がぶつかって破損することを防ぎます。
③テープで閉める
最後に、テープでしっかり補強し、梱包を完了します。
テープを閉める際は、以下のことに注意をしてみてください
段ボールをしっかり閉め、安定して運ぶために、なるべく「十字貼り」もしくは「H貼り」で閉しましょう。
- 十字貼り:交差させることで箱の開閉が安定し、強度が増す
- H貼り:密閉性を重視し、外からの水や埃を防ぎたい場合におすすめ
- 縦貼り:補強効果が上記方法よりも劣るため、重い荷物を入れる際は避けた方がいい
梱包で気を付ける4つのポイント
①二重に包む
特に壊れやすい物や貴重品を送る場合は、最初の包装に加えて、さらに外側にもう一層の保護を施しましょう。二重の包装をすることで、配送中の衝撃や振動から守り安全な状態で届けることができます。
②隙間をつくらない
梱包する際に、段ボール箱の中に隙間を残さないように注意しましょう。隙間があると、物が箱内で移動してしまい、損傷の原因となります。十分な緩衝材を詰めて、しっかりと固定されていることを確認しましょう。
③緩衝材なしで送らない
緩衝材を使用せずに荷物を送ることは避けましょう。壊れやすいものはもちろんのこと、たとえば衣類や靴などの壊れにくい素材でも、形が変わったり、シワや汚れがつく可能性があります。
④封筒の梱包のみで送らない
封筒は薄くて丈夫ではないため、物に衝撃や圧力がかかって破損に繋がる可能性があります。メール便ケースなどの丈夫なもので梱包するか、封筒のみの場合は、必ず緩衝材で包んでから送りましょう。
壊れやすいものを上手に梱包するコツ
花や植物
花びらがダメージを受けないように、茎をしっかり固定して、振動が起きてもズレないようにすることが重要です。
▼包装に必要なもの
・ラップ or ビニール袋
・アルミホイル
・セロハンテープ
・水
・ティッシュ
▼花・植物を梱包するコツ
・ぐちゃぐちゃにした新聞紙を多めに箱に詰める
・茎の周りに緩衝材をたくさん詰め、花びらには当たらないようにする
・全部詰めたら、箱を縦横に揺らして固定されてることを確認する
・配送は、なるべくクール便(冷蔵)で送る
🔍花束・ブーケの包み方・送り方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
https://www.lalamove.com/ja-jp/blog/how-to-send-flowers
ハンドメイドアクセサリーや雑貨
ハンドメイドアクセサリーや雑貨は、梱包の見た目にもこだわりたいところです。
汚れを防ぐためにビニールに入れる際、台紙も一緒に入れて固定をしつつ、世界観を残す工夫ができます。クッションペーパーもしっかりひいて箱に入れましょう。
▼アクセサリーや雑貨を梱包するコツ
・クッションペーパーをよくひいて、破損を防ぐ
電子機器
特に液晶画面を持つ携帯電話やタブレット、モニターなどは、衝撃を受けると画面が割れたり故障したりすることがあるため、綿密な包装が必要です。
▼包装に必要なもの
・OPP袋
・エアーパッキン
・セロテープ
▼電子機器を梱包するコツ
・プチプチをとにかく重ねる(5周ほど重ねる)
ガラス食器や陶器
食器や陶器は割れやすく、配送中の振動が心配ですよね。複数のものを1つの箱で配送することが多い食器や陶器ですが、お互いが振動や揺れによりぶつかりあい破損しないようにするためにどんな工夫ができるのでしょうか。
▼包装に必要なもの
・ミラーマット or エアーパッキン
・タオル等の柔らかいもの
▼ガラス食器や陶器を梱包するコツ
・食器は縦に並べて運ぶ(重ねると、上下の振動が加わりやすいため)
・箱の底にタオル等の柔らかいものを敷いて、振動を最小限にする
梱包したものを発送しよう
梱包が終了したら、宅配業者を選んで発送の手続きを行いましょう。宅配業者の送料は、重量やサイズ、配送先地域、配送サービスの種類によって決まります。
お客様の希望の配送日に間に合うプランを選択し、サイズや重量による料金を各社比較してみてください。
即日で発送したいときはどうする?
「当日中に発送し、その日のうちに届けたい!」という方は、一般の宅配業者では対応が難しいです。
バイク便やインスタント配達アプリで、すぐに稼働できる配達ドライバーに依頼する選択肢を検討しましょう。
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・なるべく早めに運びたい
・十分な大きさの箱に梱包したいけど、配送料は抑えたい
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いかがでしたでしょうか?お客様の手元に商品が安全に届くように、梱包を丁寧に行う重要性と方法がお分かりいただけたでしょうか。
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