当日中に空港からホテルへ荷物を送れる?各社サービスと空港からホテルまでの料金を比較
空港からホテルまでの荷物の移動は、多くの人が悩む問題のひとつです。荷物量によっては移動中の妨げになるだけでなく、タクシーやレンタカーなどの公共交通機関以外の利用を検討しなくてはいけません。
しかし、当日中に荷物をホテルまで届けるサービスを利用すれば、ストレスのない移動を実現できます。
この記事では、当日中に空港からホテルに荷物を送る方法、各サービスの料金について詳しく紹介します。
当日に空港からホテルに荷物を送れる?
当日に空港からホテルに荷物を送るには、空港宅配サービスの利用が最適です。ここでは、空港宅配サービスの概要とメリット・デメリットを解説します。
空港宅配サービスの概要
空港宅配サービスは、空港で預けた手荷物をホテルまで配送してくれるサービスです。
航空会社が提供する手荷物当日配送サービスや、運送会社による空港宅配便など、さまざまなサービスがあります。利用者は空港のカウンターで荷物を預け、指定したホテルで受け取ることができます。
空港からホテルに荷物を送るメリット
空港からホテルへ荷物を送るメリットは、移動の自由度が格段に向上する点です。重たい荷物から解放されることで、電車やバスでの移動がスムーズになります。
特に現地到着後すぐにビジネスの予定がある方や、チェックインまでの時間を観光にあてたい方に便利なサービスです。
また、タクシーを使わずに公共交通機関で移動できるため、交通費の節約にもつながります。複数の荷物がある場合は、運ぶ手間や体力的な負担も大幅に軽減できるでしょう。
空港からホテルに荷物を送るデメリット
空港からホテルに荷物を送るデメリットは、費用面で負担がかかる点です。配送料金は荷物1個あたり1,000〜2,000円ほど必要で、複数の荷物がある場合はさらに費用がかかります。
当日配送を希望する場合は、早朝便や午前便の利用が条件となるケースも多く、到着時間による制限があるのもデメリットです。
さらに、天候や交通事情によって配送が遅れるリスクもあるため、貴重品や当日の配送が必須な荷物は自身で持ち運びする必要があります。サービスによっては配送可能なエリアが限定されているケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
空港宅配サービスの利用方法
ここでは、空港宅配サービスの利用方法について解説します。ただし、サービスごとに利用方法が異なるため、詳しい利用方法は利用前にホームページなどをご覧ください。
サービス利用の流れ
空港宅配サービスを利用するには、まず到着空港のカウンターで手続きを開始します。航空会社や運送会社の専用カウンターで、配送先のホテル情報と到着希望時間を伝え、料金を支払いましょう。
手続きは、チェックイン予定時刻や部屋番号が決まっていない状態でも受付可能です。荷物には専用の配送タグが付けられ、預かり証が発行されます。
また、当日配送を希望する場合は、午前中までの便の利用が推奨されます。午前中に手続きを済ませれば、午後には指定のホテルに届くのが一般的です。なお、荷物をホテルのフロントで受け取る際は、身分証明書の提示が必要です。
利用時の注意点
空港宅配サービスを利用する際は、荷物の大きさや重量が制限の範囲内かを確認しましょう。
一般的な目安は、3辺の合計が200cm以内、重量は30kg以内です。また、壊れやすいものや高額品、生鮮食品は配送できません。
荷物の到着時間はあくまで目安のため、当日配送を希望する場合は、到着時間に余裕をもって手続きを済ませてください。交通事情により遅れる可能性があることも考慮しましょう。
空港からホテルに荷物を送れる各社サービス
空港からホテルに荷物を送れる主なサービスは7つあります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
ANA
ANAは空港からホテルに荷物を送るサービスとして、快速宅空便とスーパー宅空便の2種類を提供しています。
スーパー宅空便は、午前11時までの到着便を利用すれば当日配送が2,000円から可能です。快速宅空便は翌日以降の配送が対象で、料金は1,000円から利用できます。
利用制限はどちらも1人3個までで、3辺の合計が200cm以内、重量は30kg以内の荷物が対象です。配送可能エリアは到着空港によって異なり、支払いは現金またはANA旅行券のみとなります。
JAL
JALの空港からホテルに荷物を送るサービスは、ホテル宅配便サービスの1種類です。
ホテル宅配便サービスの料金は、荷物1個につき片道1,800円からとなります。重量制限は15kg以内で、サイズ制限は指定されていません。ただし、羽田空港から東京湾岸エリアの提携ホテルが対象です。
ヤマト運輸
ヤマト運輸の空港宅急便は、660円+宅急便料金でホテルに荷物を送れるサービスです。料金設定は、60サイズから200サイズまでの8段階があります。
最小サイズかつキャッシュレス決済なら、片道約1,600円で利用が可能です。最大サイズでも約4,400円で利用できるため、リーズナブルな配送サービスといえるでしょう。重量制限は30kgまでで、複数個の発送にも対応しています。
佐川急便
佐川急便の手ぶら観光サービスは、対象の空港から荷物を送れる便利なサービスです。
空港からホテルに荷物を送るだけでなく、手荷物の一時預かりも依頼できます。手荷物は爆発物検査を行うなど、安全性も確保しているのが魅力です。営業時間は7~21時までと長いため、観光客にとっては利用しやすい時間帯といえます。
日本郵政局
日本郵便の空港ゆうパックは、旅行バッグやスキー・ゴルフ用品に特化したサービスを提供しています。サイズは最大で150cm(スキー用品は210cm)まで対応可能です。
料金は基本料金に800円を加算する仕組みで、往復利用をすると最大360円の割引が適用されます。ただし、取扱可能な荷物は旅行かばんとスキーまたはゴルフ用品のみで、一般的な荷物は対象外となっています。
Airporter
Airporterは、一定価格で空港からホテルに荷物を送れるサービスです。機内持ち込みに適したサイズから規格外サイズまで、幅広く対応しています。
羽田空港からホテルへの配送を依頼した場合、機内持ち込みサイズ(120cm以内)なら1,500円、受託手荷物サイズ(160cm以内)で2,000円、規格外サイズ(180cm以内)で3,500円です。
特徴的なのは、東京・大阪・京都間のホテルからホテルへの配送にも対応している点です。予約は公式サイトから簡単に行うことができ、支払いもオンラインで完結できます。
カゴパス
カゴパスは、福岡空港を拠点とする手荷物配送サービスです。スーツケースの当日配送を税込550円から提供しており、14時までに受付を済ませれば、当日の16〜18時の間にホテルへ配送されます。対象となるホテルは、福岡市中央区・博多区の宿泊施設です。
LINE公式アカウントでの問い合わせにも対応しているほか、観光情報やクーポン情報も提供されています。
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空港からホテルに荷物を送れるサービスの料金
ここでは、空港からホテルに荷物を送れるサービスの料金を解説します。
羽田空港からホテル
羽田空港からホテルに荷物を送れるサービスは6つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
JAL ホテル宅配便サービス | 1,500円~ |
ヤマト運輸 空港宅急便 | 660円 + 宅急便料金 |
佐川急便 手ぶら観光サービス | 910円(税込) |
空港ゆうパック | ゆうパックの基本料金+800円 |
Airporter | 1,500円~ |
成田空港からホテル
成田空港からホテルに荷物を送れるサービスは5つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
JAL ホテル宅配便サービス | 1,500円~ |
ヤマト運輸 空港宅急便 | 660円 + 宅急便料金 |
空港ゆうパック | ゆうパックの基本料金+800円 |
Airporter | 1,500円~ |
大阪国際空港(伊丹空港)からホテル
大阪国際空港(伊丹空港)からホテルに荷物を送れるサービスは3つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
JAL ホテル宅配便サービス | 1,500円~ |
ヤマト運輸 空港宅急便 | 660円 + 宅急便料金 |
福岡空港からホテル
福岡空港からホテルに荷物を送れるサービスは5つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
ヤマト運輸 空港宅急便 | 660円 + 宅急便料金 |
佐川急便 手ぶら観光サービス | 910円(税込) |
空港ゆうパック | ゆうパックの基本料金+800円 |
カゴカゴ | 550円~ |
新千歳空港からホテル
新千歳空港からホテルに荷物を送れるサービスは5つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
JAL ホテル宅配便サービス | 1,500円~ |
ヤマト運輸 空港宅急便 | 660円 + 宅急便料金 |
空港ゆうパック | ゆうパックの基本料金+800円 |
Airporter | 1,500円~ |
那覇空港からホテル
那覇空港からホテルに荷物を送れるサービスは3つあります。それぞれの料金は以下の通りです。
サービス名 | 料金 |
ANA 快速宅空便/スーパー宅空便 | 1,000円~ |
佐川急便 手ぶら観光サービス | 910円(税込) |
Airporter | 1,500円~ |
当日中に空港からホテルに荷物を送る際のポイント
空港からホテルに荷物を送る場合、いくつかの注意点があります。ここでは、当日中に空港からホテルに荷物を送る際のポイントを解説します。
支払い方法を事前に確認しておく
利用前に支払い方法を確認しておきましょう。支払い方法は各サービスで異なり、航空会社のサービスは現金決済が中心で、運送会社はキャッシュレス決済に対応しているケースが多いです。
支払いでトラブルにならないためにも、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
当日の受付・発送が可能かどうかを確認しておく
当日配送には受付時間の制限があります。多くのサービスでは、午前中到着便の利用が条件です。利用する際は到着時刻と配送可能時間を事前に照らし合わせ、余裕を持って実現可能なスケジュールを立てるのが望ましいです。
また、天候不良や交通渋滞による遅延リスクも考慮した行動を心がけましょう。予約が可能なサービスは、早めに手配しておくと確実な発送を実現できます。当日の受付がギリギリにならないよう、十分に注意してください。
荷物の大きさや重さをあらかじめ測っておく
空港宅配サービスには、荷物のサイズと重量に制限があります。一般的な制限は3辺合計200cm以内、重さ30kg以内です。事前に荷物を測定し、制限をオーバーする場合は分割や別サービスの利用を検討しましょう。
特に、スキーやゴルフバッグなどの特殊な荷物は、専用サービスを提供している会社を選ぶと安心です。制限を超過した場合は、追加料金も確認しておくと想定外の出費を防げます。
事前に宿泊先のホテルに連絡しておく
荷物の受け取り可能時間や保管方法は、ホテルによって異なります。事前に問い合わせておけば、スムーズな受け取りが可能です。チェックイン前の荷物受け取りや、部屋番号が未定の場合の対応方法も確認しておきましょう。
一部のホテルでは、冷蔵・冷凍品の受け取りを断るケースもあるため、荷物の内容によっては事前に相談が必要です。
空港からホテルに迅速に荷物を届けるならLalamove (ララムーブ)がおすすめ!
空港からホテルに迅速に荷物を届けたいなら、『Lalamove (ララムーブ)』の利用がおすすめです。ララムーブは、スマホアプリから簡単に配送を依頼できるサービスで、現時点では羽田空港と成田空港のみで利用できます。
距離制と時間制から選べる料金体系を採用しており、距離制を選べば2km未満の基本料金は1,480円とお得です。
複数の荷物や大型の荷物を運ぶ場合は、軽貨物車両を選択すると一度に配送できるほか、他社サービスと比べてコストを抑えられます。
当日中に空港からホテルに荷物を送りたい方は、ぜひララムーブの利用をご検討ください。
このような状況の人はLalamoveがおすすめ
空港からホテルに荷物を送るために空港宅配サービスは便利ですが、以下に当てはまる方はララムーブの利用が断然おすすめです。
時間を気にせず荷物を送りたい人
ララムーブは、スマホアプリから24時間365日いつでも使えるため、到着便が遅い時間になっても安心して利用できます。空港宅配サービスの場合、利用条件が午前到着便に限られるケースもあるため、午後便到着予定の方はぜひ利用を検討してください。
荷物サイズが規定よりも大きい人
ララムーブは車両1台まるまる使えるため、サイズや重さ、数を気にする心配はありません。また、利用料金は基本料金に合わせて距離や時間で決まるため、荷物の数が多い人はコストを下げられるメリットもあります。
複数人で一緒に利用する人
複数人で別々に空港配送サービスを利用するよりも、タクシーのように車両1台を貸し切って割り勘すれば安く利用できます。また、手続きも空港配送サービスのように別々に行う必要がないため、時間や手間の削減につながるのもメリットです。
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