郵便物を次の日に届けたい場合は何時までに出せば大丈夫?翌日到着で発送する方法や到着日数を解説

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郵便物を次の日に届けたいものの、何時までに出せば間に合うのかと悩んでいる方は少なくないでしょう。翌日配達は時間との戦いです。締め切り時刻に間に合わなければ、翌日に届けられません。

この記事では、郵便局の翌日配達サービスの締め切り時刻や配達までの時間、利用できるサービスについて詳しく解説します。

郵便物を次の日に届けるには何時までに出せばいい?

郵便物を次の日に届けるには、通常17時までに郵便局に持ち込むか、最終取集時刻までにポストに投函する必要があります。ここでは、翌日到着を実現させるための基礎知識を解説します。

お届け日数の調べ方

郵便物を次の日に届けたい場合は、日本郵政のお届け日数案内を参考にしましょう。具体的な利用方法は以下の通りです。

  1. 日本郵政のお届け日数案内にアクセス
  2. 差出元の郵便番号を入力
  3. 宛先の郵便番号を入力
  4. 検索開始を押す

発送元と発送先の郵便番号を入力するだけで、おおよそのお届け日数を簡単に確認できます。郵便物のお届け日数を事前に調べたいときは、お届け日数案内を活用してください。

普通郵便は出した翌々日に到着

普通郵便の到着目安は、発送した翌々日です。翌日配達は、速達などのサービスを利用しないと基本的に難しいと考えておきましょう。また、普通郵便は土日祝日の配達を行わないため、週末をまたぐ発送の場合はさらに日数がかかります。

料金を抑えたい場合は普通郵便が適していますが、次の日に届けたい場合は速達や書留など、目的に合わせたサービスの利用を検討しましょう。

発送元と発送先が離れている場合は翌日到着が難しい

郵便物の配達日数は、発送元と配達先の距離によって大きく変わります。都道府県をまたぐ長距離の配送では、速達サービスを利用しても翌日配達が難しいです。

例えば、北海道から沖縄への配達では、午前中に出しても翌日午後の到着となり、午後に出すと翌々日の午前中の到着になります。

また、航空便を利用できない荷物の場合も、陸路や海路での輸送となるため日数がかかります。離島など、交通の便が限られる地域への配送も、通常より配達に時間が必要です。

翌日到着可能な郵便物でも概ね17時までに出す必要がある

翌日到着可能な郵便物でも、郵便局の受付時間の17時までには出す必要があります。受付時間内を過ぎてしまうと翌日扱いになり、配達が1日遅れる可能性があります。

また、受付時刻は午前中なら12時までが締め切りで、それ以降は午後の受付です。ただし、営業時間は郵便局によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ポストに投函する場合は、最終取集時刻に注意が必要です。取集時刻を過ぎてからポストに投函された郵便物は、翌日の取集対象になります。

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郵便局で荷物を次の日までに届ける方法

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郵便局で荷物を次の日までに届ける方法は、いくつかあります。ここでは、翌日配達が可能な郵便局のサービスを解説します。

速達

速達は普通郵便より早く配達できるサービスです。県内なら、最短で翌日の午前中に配達ができます。

基本料金に速達料金を追加するだけで利用でき、手紙やはがきなどの郵便物に加え、ゆうメールにも対応しています。料金は郵便物の重さによって異なり、250gまでなら300円、1kgまでなら400円、4kgまでなら690円が基本料金に加算されます。

ゆうメールの場合は、1kgまでの荷物で330円が加算される仕組みです。速達は土日祝日も配達されるため、週末をまたぐ発送でも翌日配達の可能性が高くなります。ただし、確実な翌日配達を保証するものではなく、地域や距離によっては配達日数が変わる可能性があります。

利用方法は簡単で、郵便物の右上に赤線を引くか、窓口で速達と申し出るだけです。ポストへの投函も可能ですが、翌日到着を希望するなら窓口がおすすめです。

書留・簡易書留・特定記録

書留サービスは配達過程を記録し、万が一の紛失や破損時に補償があるサービスです。一般書留は基本料金に480円、簡易書留は350円が加算され、土日祝日も配達が行われ、損害賠償額の上限は500万円までです(簡易書留は5万円まで)。

現金を送る場合は現金書留を利用する必要があり、50万円までの送付が可能です。配達時は受取人の署名や押印が必要で、不在の場合は不在通知が投函されます。

再配達は当日の夜間まで対応可能で、電話で依頼すれば21時頃まで配達してもらえます。書留は追跡サービスを利用できるため、配達状況をリアルタイムで確認できるのが魅力です。重要書類や貴重品の発送に適したサービスといえるでしょう。

配達時間帯指定郵便

配達時間帯指定郵便は、午前中(8~12時)、午後(12~17時)、夜間(17~21時)の3区分から配達時間帯を選べるサービスです。インターネットで配達状況を確認できる追跡機能も備えています。

料金は重さによって異なり、250gまでは440円、1kgまでは570円、4kgまでは920円が基本料金に加算されます。一般書留や現金書留と組み合わせることも可能ですが、簡易書留との併用はできません。また、配達は対面が基本であり、不在の場合は郵便受箱に配達されます。

レターパックプラス

レターパックプラスは、全国一律の料金で信書も送れるサービスです。A4サイズ・4kgまでの荷物を600円で発送できるほか、対面での配達により受け取りの確実性が高くなっています。

特徴は土日祝日も配達が行われる点です。速達と同様に週末をまたいでも配達でき、配達状況は追跡サービスで確認できるため、荷物の移動経路を把握しやすいメリットがあります。

また、郵便窓口での差出のほか、ポストへの投函も可能です。ただし、厚さ3cmを超えるものや、破損の恐れがある荷物、現金・貴金属類は取り扱えません。レターパックプラスは料金が定額でわかりやすく、手続きが簡単です。急ぎの書類や小型の荷物を送る際には、便利なサービスといえるでしょう。

ゆうパック

ゆうパックは、配達日時を細かく指定できる宅配サービスです。配達時間は午前中、12~14時、14~16時、16~18時、18~20時、19~21時の時間帯から選ぶことができます。

料金は配達地域や荷物の大きさによって異なりますが、追跡サービスや再配達に対応しているため利便性は高いです。到着日時は、県内であれば午前中の差出で翌日午前中の配達ができます。午後の差出の場合は、12~14時の時間帯指定はできないため、それ以降の時間帯での配達です。

ただし、重量物の場合は通常のお届け日数に1日を加えた日数が必要です。

ゆうパケット

ゆうパケットは、小型の荷物を手軽に送れるサービスです。1kgまでの荷物なら、全国一律料金で配送できます。サイズには制限があり、3辺合計が60cm以内、長辺が34cm以内、厚さが3cm以内に収める必要があります。

特徴は概ね差出日の翌日から翌々日に配達され、土日祝日も稼働する点です。ポストに投函するだけで発送でき、郵便受けに投函して配達が完了する仕組みも、魅力的な選定ポイントといえるでしょう。

料金は厚さによって3段階に分けられており、1cm以内が250円、2cm以内が310円、3cm以内が360円です。ゆうパケットはフリマアプリやネットオークションでの商品発送にも適しており、衣類や化粧品、CD・DVDなどの配送によく利用されているサービスです。

同じ都道府県内に発送した場合の到着日数

同じ都道府県内に発送した場合の到着日数は、最短で翌日午前です。例えば、東京都の足立区から新宿区に発送した場合の到着日数は以下の通りです。

郵便物の種類 午前に発送した場合の到着日数 午後に発送した場合の到着日数
手紙・はがき 翌々日 翌々日
大型郵便物 翌々日 翌々日
速達 翌日午前 翌日午前
書留・簡易書類・特定記録 翌日 翌日
配達時間指定郵便 翌日午前 翌日午前
レターパックプラス 翌日午前 翌日午前
ゆうパック 翌日午前 翌日午前
チルドゆうパック 翌日午前 翌日午前
冷凍ゆうパック 翌日午前 翌日午前
ゴルフゆうパック
スキーゆうパック
翌日 翌日
ゆうパケット 翌日 翌日
ゆうパケット(翌配ワイド) 翌日午前 翌日午前

出典:日本郵政株式会社(お届け日数を調べる)

同じ地方に発送した場合の到着日数

同じ地方に発送した場合の到着日数は、最短で翌日午前です。例えば、東京都足立区から神奈川県川崎市に発送した場合の到着日数は以下の通りです。

郵便物の種類 午前に発送した場合の到着日数 午後に発送した場合の到着日数
手紙・はがき 翌々日 翌々日
大型郵便物 翌々日 翌々日
速達 翌日午前 翌日午前
書留・簡易書類・特定記録 翌日 翌日
配達時間指定郵便 翌日午前 翌日午前
レターパックプラス 翌日午前 翌日午前
ゆうパック 翌日午前 翌日午前
チルドゆうパック 翌日午前 翌日午前
冷凍ゆうパック 翌日午前 翌日午前
ゴルフゆうパック
スキーゆうパック
翌日 翌日
ゆうパケット 翌日 翌日
ゆうパケット(翌配ワイド) 翌日午前 翌日午前

出典:日本郵政株式会社(お届け日数を調べる)

遠方の都道府県宛に発送した場合の到着日数

遠方の都道府県宛に発送した場合の到着日数は、最短で翌日午前です。例えば、東京都足立区から福岡県福岡市に発送した場合の到着日数は以下の通りです。

郵便物の種類 午前に発送した場合の到着日数 午後に発送した場合の到着日数
手紙・はがき 3日後 3日後
大型郵便物 3日後 3日後
速達 翌日午前 翌日午後
書留・簡易書類・特定記録 翌日 翌々日
配達時間指定郵便 翌日午前 翌日午後
レターパックプラス 翌日午前 翌日午後
ゆうパック 翌日午後 翌日夜間
チルドゆうパック 翌日午後 翌日夜間
冷凍ゆうパック 翌日夜間 翌日夜間
ゴルフゆうパック
スキーゆうパック
翌日 翌々日
ゆうパケット 翌々日 翌々日
ゆうパケット(翌配ワイド) 翌日午後 翌々日午前

出典:日本郵政株式会社(お届け日数を調べる)

郵便物を次の日に届けたい場合の注意点 

ここでは、郵便物を次の日に届けたい場合の注意点を解説します。

当日引き受けの締め切り時間に注意

郵便物を翌日に届けるためには、当日の引き受け締め切り時間を厳守する必要があります。

締め切り時刻は郵便局によって異なりますが、午前の差出は12時まで、午後の差出は17時までが一般的です。営業時間は、事前に利用予定の郵便局に確認しておきましょう。

特に、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇期間は、通常の営業時間と異なるケースがあります。また、窓口での差出とポストへの投函では、取り扱い時間に違いがあります。

ポストの場合は、最終取集時刻を過ぎると翌日の取集となり、配達が1日遅れる可能性が高くなるため注意が必要です。

天候や道路状況によって到着が遅れる場合がある

郵便物の配達は、天候や道路状況の影響を受けやすいです。特に台風や大雨、大雪などの悪天候時は、安全確保のため配達が遅れる可能性が高くなります。

また、交通事故や渋滞による道路規制、工事による通行止めなども配達の遅延要因です。特に都市部の混雑時や地方の交通アクセスが限られる地域では、予定通りの配達が難しくなる場合があります。

これらの状況は事前に予測できないため、締め切りが決められている重要書類などは、到着予定日の前日までに届くように余裕をもって発送してください。

荷物の中身によっては航空機の輸送ができず到着が遅れる

航空機での輸送ができない荷物は、陸路や海路での輸送になります。航空機での輸送では、ガラス製品、液体物、電池類など、航空法で定められた危険物は制限されています。

陸路や海路での輸送は通常の配達よりも時間がかかるため、注意が必要です。

ポスト投函の場合は到着までにさらに時間を要する場合がある

ポストへの投函は手軽ですが、取集時刻によっては配達開始までに時間がかかる場合があります。1日の取集回数はポストごとに決められており、最終取集時刻を過ぎると翌日の取集になるため注意が必要です。

例えば、市街地から離れた場所や利用頻度の低いポストでは、取集回数が1日1回のみというケースもあります。

このようなポストを利用すると、投函のタイミングによっては窓口への持ち込みと比べて半日から1日程度配達が遅れる可能性が高いです。

翌日または当日中に荷物を確実に届けたいならLalamove (ララムーブ)がおすすめ

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当日もしくは翌日までに荷物を確実に届けたいなら、24時間年中無休のインスタント配達アプリ『Lalamove (ララムーブ)』の利用がおすすめです。

ララムーブは、スマホアプリから簡単に配達依頼ができ、即時配送が可能です。対象エリアは関東首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に限られるものの、アカウント登録後は集荷先と配達先、荷物の内容を入力し、支払い設定をするだけで利用できます。

依頼から配達の流れは以下の通りです。

  1. アプリで集荷先とお届け先の設定
  2. 車両と追加サービスの選択
  3. 連絡先や支払い方法などの詳細情報を入力
  4. 依頼がマッチングするとドライバーから連絡が入り配達開始
  5. 配達中はリアルタイムでドライバーを追跡可能

なお、料金は距離制と時間制から選択可能です。距離制の場合、小型軽貨物車なら2km未満で1,480円からで、軽貨物車は2km未満で1,980円から利用できます。時間制は2~8時間まで選択でき、4,800円から利用が可能です。

通常の郵便や宅配と比べると高いものの、荷物サイズの制限がないこと(書類から家具までなんでも)や即日配送が必要な際には必ず役に立つサービスです。急ぎの書類や荷物を確実に届けたい場合は、ぜひ利用をご検討ください。

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